こんな方にオススメの内容!
- 未経験からのエンジニア転職を考えている!
- なかなか書類選考が通過しなくて困っている!
- 未経験者がエンジニア転職をする際のエントリーシートの書き方について理解したい!
- 企業の印象に強く残るエントリーシートを書きたい!
当記事でわかること
- 未経験者の場合エントリーシートが非常に重要である理由
- 書類選考の通過率を上げるためのエントリーシートの書き方
- 企業が未経験者に求めるもの
- エントリーシートに記載するとマイナスな印象を与えてしまう内容
実は、エンジニア未経験者にとってエントリーシートは非常に重要です!
たとえ一生懸命プログラミング学習をしていたとしても、エントリーシートの内容次第では簡単に落とされてしまいます。
エントリーシートが非常に重要な理由に関しては、本文の「未経験者の採用はエントリーシートでほぼ決まる」で詳しく解説します。
なお、当記事は下記のような経歴を持ったメディア運営者が解説します!
- 未経験から転職をした現役エンジニア!
- エントリーシート50通出して約4割の通過率!
未経験者の採用はエントリーシートでほぼ決まる
エンジニア経験者採用の場合と違い、未経験者の場合は書類選考の通過率は低くなる傾向があります。
なぜなら、書類でスキル面のアピールをすることが難しいからです。
ただし言い方を変えると、書類選考さえ通過すれば採用してもらえる可能性がグッと上がるということです!
だからこそ、エントリーシートの書き方の対策を練ることが重要になってきます。
書類選考が大きなポイントになる未経験者の場合、一番意識しなければならない点は下記になります。
経験者と同等、それ以上に未経験の自分を採用する魅力を具体的にアピールする
自分の魅力を伝えるアピールポイントに関しては、後述の「エンジニア未経験者に求められる3つの能力」で詳しく解説します。
基本的に面接の際は、エントリーシートに書かれている内容を言語化すればOKです。
なぜなら次の選考ステップの面接で、書類だけでは伝わらない人柄や雰囲気を見たいと考える企業が多いからです!
つまり、未経験者のベースはエントリーシートの内容になり、面接では一緒に仕事をしていきたい人柄や性格の持ち主かどうかを見ているということになります。
エンジニア未経験者に求められる3つの能力
企業が未経験者に求める能力を事前に把握しておけば、エントリーシートで強調すべきことが明確になります。
そして強調すべきことが明確になれば、エントリーシートに興味を持ってもらいやすくなります。
大前提として、企業の人事は非常に忙しいです。
なぜなら、常に会社に数多く届くエントリーシートに目を通しているからです。
つまり、人事の目に止まるようなエントリーシートを書くことが非常に大切なのです!
「数多くのエントリーシートの中の一つ」
反対にこのように思われてしまってはアウトです。
そこで、人事の目に止まるようなエントリーシートを書くために、そもそも企業がどんな人材を求めているのかを確認しましょう。
- コミュニケーション力
- 自走力
- 継続力
上記の3つになります。
特に②と③は、未経験者ならではの求められる能力になります。
反対に、上記の3つのポイントを求めていない求人は要注意です。
未経験者用の求人の注意ポイントに関しては、下記で詳しく解説しているので併せてご覧になってみてください!
【これでエンジニア転職に失敗しない!】優良な未経験者用求人の探し方7選!求められる能力①:コミュニケーション力
コミュニケーション力は経験者であっても未経験者であっても求められます。
なぜなら、どんな企業どんなプロジェクトであっても、基本的にはチームでコミュニケーションを取りながら動くからです。
特に未経験者を採用する場合、プログラミングスキルと違いコミュニケーション力は平等な判断材料になります。
言い方を変えれば、プログラミング学習で身につけたスキルに自信がなくても、コミュニケーション力に自信があれば、選考を通過する可能性は十分にあるのです!
求められる能力②:自走力
エンジニアにおける自走力とは、主に下記などを指します。
- 自分なりに考えて行動できる。
- 言われる前に行動することが習慣になっている。
- できないことや苦手なことを放置しない。
企業が未経験者を採用する上で最も気になる点が、教育コストです。
特に、未経験者に多くの時間をかけて教育することは、時間的ロスが大きいです。
つまり、企業としてはなるべく教育コストのかからない人材に来てほしいのです!
教育コストのかからない人材に最も求められるのが、自走力になってきます。
業務中はもちろんですが、隙間時間や休日を使って自発的にITに関する学習をするなど、社外での行動も同じです。
求められる能力③:継続力
エンジニアにおける継続力とは、大きく分けて下記の2つになります。
- なるべく長く勤めてくれる。
- 壁にぶつかっても立ち上がれる。
前者に関しては、エンジニアに限らずどの業界でも言えることですよね。
採用コストをかけている分、できる限り長く勤めて成果を出してほしいのが企業の願いです。
一方で後者は、エンジニア業務における特徴が関わってきます。
様々なプログラムを組んでいると、エラーやバグなどの壁にぶつかることがよくあります。
そのような壁にぶつかる度に心が折れてしまう人材は求められてません。
「これでエラーなら、こうしたらどうか」
こんな感じで、仮説と施行を繰り返して自己解決できる人材が求められます。
継続力は、勤続年数面でも業務面でも求められるのです!
エントリーシートの書き方のポイント5選
前述の「エンジニア未経験者に求められる3つの能力」で解説した能力をベースに、エントリーシートを書いていくことがポイントになります。
なぜなら、企業が求めている人材に最も近づけるからです!
エンジニア未経験者がよく勘違いしている点が、職歴を書くことだけに集中する行為です。
もちろん職歴を詳細に書くことは大切ですが、企業が知りたい要点を知らずに書いてもあまり効果がありません。
「コミュニケーション力」「自走力」「継続力」
この3つは必ずエントリーシートでアピールしていきましょう!
実績の詳細を書く
ただ実績を書くだけでなく、”詳細に書く”ところがポイントです!
具体的なイメージをしやすいように、ここでOK例とNG例を比較してみましょう。
OK例 | NG例 |
---|---|
○人チームのリーダーとして、○○プロジェクトの年間予算の140%を達成した! | 予算達成に貢献した! |
実績は、あなたがどんな力の持ち主なのかをアピールする場になります。
特にリーダーや営業など、対人関係が発生する業務を担当していた場合は、コミュニケーション力をアピールする絶好の機会です!
たとえプログラミングスキルに自信がなかったとしても、コミュニケーション力で挽回することは十分に可能です。
「ぜひ実際に会ってコミュニケーションを取ってみたい!」
このように企業に思わせたらあなたの勝ちです!
エンジニアを目指そうと考えたきっかけを書く
未経験からエンジニアを目指すきっかけは、多くの企業が気になるポイントです。
つまり面接でも聞かれる可能性が高いため、エントリーシートで事前にエンジニアへ転職する理由を明確に記載する必要があるのです!
仮に適当な理由だと、採用されない可能性が非常に高くなります。
なぜなら、気が変わってすぐに転職するかもしれない、と恐れられてしまうからです。
またたとえ明確な理由であったとしても、企業に下記のように思われたらお見送りになる可能性が高くなります。
「それって誰でも考えられる理由だよね」
「その目的達成は、うちの会社ではサポートできないかな」
つまり、エンジニア転職する理由は企業と求職者とのマッチングにおける重要な指標になるのです!
「プログラミングスキルは需要があるから」
このような理由だと、他の人との差別化を図ることができず、強い印象を与えられません。
「ECサイトを立ち上げたい」
仮にこのような明確な理由であっても、ECサイトと接点の薄い企業の求人であればお見送りになる可能性は高いです。
もちろんウソをつくことは良くないですが、できる限りエントリーしている企業の理念やサービスと接点を持てているような理由を記載することが重要になってきます。
プログラミングの学習履歴を書く
「学習しました」という口頭ベースなら誰でも語れます。
一方で学習履歴を詳細に書くとなると、真面目に学習してこなかった人はかなり記載する内容に困ることでしょう。
なぜなら、具体的な学習範囲やスキルセットを文字に起こして言語化させることが難しいからです。
その反面、しっかり学習してきた人であれば
「なぜその言語・フレームワークを学習したのか」
などをはっきりと伝えることができます。
そして、自ずと学習履歴もスラスラ書けるようになります。
学習履歴を記載する上でのポイントは下記の3つです。
- なぜその言語・フレームワーク・ツールを選択したかの理由を記載。
- どんな順序で学習してきたのかを記載。
- どのような学習方法(オンラインツール、スクールなど)で習得に努めたのかを記載。
要するに、学習履歴は自分で考えて継続的に学習に励んできたかどうかを見ることができるのです!
学習履歴に加えて、具体的なソースコードを見ることができるポートフォリオやGithubなどのバージョン管理ツールのURLを記載することはマストです。
「自分で考えてスキルの習得ができますよ」
このように企業に大々的にアピールしていきましょう!
長く勤める姿勢を表現する
前述の「求められる能力③:継続力」でも触れましたが、ほとんどの企業が少しでも長く勤めてくれる人材に来てほしいと考えています。
つまり、会社を辞めてしまうことを連想させるワードをエントリーシートに記載することは絶対にNGです!
特に気をつけて欲しいのが、志望動機やエンジニア転職のきっかけを伝える時です。
OKワード | プロジェクトマネージャーを目指す、会社のサービスの大規模展開 |
---|---|
NGワード | 起業、フリーランス、副業 |
仮にNGワードが本当の目的であったとしても、書類選考や面接時には絶対に伝えてはいけません!
何度も言いますが、企業がかける採用コストは金銭的にも時間的にも非常に大きいです。
採用コスト分を回収するためにも、なるべく長く勤務して結果を出してほしいと考える企業がほとんどです。
長く勤めてくれることを連想させるようなエントリーシートの記載を心がけましょう。
休日の過ごし方を詳細に書く
休日の過ごし方を見るだけで、本気でエンジニアになりたいかどうかがわかってきます。
なぜなら、ITスキル・知見を付けるためには、業務時間以外での学習が必須になってくるからです!
エンジニアになる前は、休日を使ってプログラミング学習をする人は多くいます。
しかし仮にエンジニアになったとしても、休日や余った時間を有効活用して、ITに関する勉強をすることは非常に重要です。
なぜなら、ITを取り巻く情報は日々変化していっているためです。
また、休日を使って学習していることを示すことで、単純にITへの興味関心があることを企業にアピールすることができます。
学習意欲やITへの興味関心が企業へ伝われば、「自走力」と「(学習の)継続力」を持っている人材であると認識してくれます。
エンジニアはなる前の学習以上に、エンジニアになった後の学習がより大切であることを念頭に置いといてください!
まとめ
- 未経験者は書類選考が最初で最大の壁である!
- 企業が未経験者に求める能力を事前に把握しておけば、エントリーシートで強調すべき内容がわかる!
- プログラミング学習で身につけたスキルに自信がなくても、コミュニケーション力に自信があれば選考を通過する可能性は十分ある!
- 企業は教育コストを落としたいため自走力のある人材を求めている!
- すぐ挫折せずに解決しようと何度も挑戦する継続力が重要!
- 実績を詳細に書いて自分の能力をアピールする!
- 多くの企業が気になる「未経験からのエンジニア転職理由」は必ず記載する!
- 学習履歴を明確に伝えることで、エンジニアを目指す本気度を伝えることができる!
- 会社を辞めてしまうことを連想させるワードをエントリーシートに記載することは絶対にNG!
- 休日を使って学習していることをアピールするとより効果的!
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