こんな方にオススメの内容!
- 初めてのエンジニア転職で不安材料がたくさんあるから解消したい!
- エンジニア転職の面接ではどんな質問がされるのかを知りたい!
- 質問の意図や具体的な回答ポイントを知りたい!
今回の内容は「私自身が未経験からのエンジニア転職をする際に受けた質問」、「転職エージェント経由で収集した質問内容」、「周りのエンジニアから聞いた質問」などを参考にして解説します。
ですのでネットであさっただけのような不明確な情報は一切記載していません。
また当時は下記のようにさまざまな企業・雇用形態での面接を受けていたので、同じく未経験からエンジニア転職を考えている方には非常に参考になる内容に仕上がっています。
- 大手・中小・有名ベンチャー企業
- 自社開発・受託開発・SES企業
- 正社員・派遣・アルバイト
当記事でわかること
- エンジニア転職の面接でよく聞かれる質問内容
- 各質問の意図
- よく聞かれる質問に対する回答ポイント・模範回答
- 具体的な面接対策方法
- 1 結論:未経験者相手には技術的な質問は少ない
- 2 エンジニア転職の面接で聞かれること10選
- 2.1 【質問1】なぜエンジニアになろうと思ったのですか。
- 2.2 【質問2】今までどのぐらいプログラミング学習に時間を費やしてきましたか。
- 2.3 【質問3】他社との選考状況を教えてください。
- 2.4 【質問4】これからの自身のキャリアに関する展望を教えてください。
- 2.5 【質問5】弊社に興味を持っていただいた理由をお聞かせください。
- 2.6 【質問6】これまで最も頑張った経験はなんですか。またどのように頑張りましたか。
- 2.7 【質問7】残業は月どのくらい平気ですか。
- 2.8 【質問8】興味のある技術やサービスはありますか。
- 2.9 【質問9】ポートフォリオについて解説してください
- 2.10 【質問10】最初は店舗への派遣やテスト業務になりますがご理解いただけますか。
- 3 まとめ
結論:未経験者相手には技術的な質問は少ない
まずは本テーマの結論から言ってしまうと、未経験者相手にはプログラミングスキルやIT知識などが絡む質問は少ないです!
改めて言いますが、今回はあくまでも「エンジニア未経験者」に向けて書いています。
もし経験者に対する内容であれば当然技術面やIT知識面に関する質問は増えます。
しかし未経験者の場合は、スキルや知識に対して質問したところで現役エンジニア目線からしたらどの未経験者も大差があまり無いのです!
語弊がないように言うと、例外として下記に該当する場合はスキル面に関する質問は当然増えます。
- 既に何かしらの形で自身で開発したサービスを運営している。
- 自分で営業をして受託開発を経験したことがある。
- 有名ベンチャー企業を始めとする一部の企業では未経験者でもスキルを重視するケースがある。
- 選考段階にプログラミングスキルを確認する試験を実施している。
- 提出したポートフォリオで使用した技術や実装機能のレベルが明らかに高い。
とはいえ上記に該当するケースは少ないので、基本的には未経験者にはスキル面やIT知識面に関する質問が比較的少ないと考えてOKです。
エンジニア転職の面接で聞かれること10選
エンジニア面接でよく受ける質問にはいくつか特徴があります。
- プログラミングスキルに関する内容
- IT知識に関する内容
- ソフトスキルに関する内容
- 自走力や解決能力に関する内容
- 企業への興味関心に関する内容
- 回答に少し戸惑うストレートな内容
上2つの内容に関しては前述の「結論:未経験者相手には技術的な質問は少ない」でもお伝えした通り、そこまで質問される回数は多くありません(多くないだけで質問はされますよ)。
一方、他の4つの内容に関してはほぼ間違いなく聞かれる内容であり、他の人との差別化を図る大きなポイントになります!
まとめると、エンジニア転職の質問内容のイメージは下記のようになります。
プログラミングスキル・IT知識 + 通常の質問内容(ソフトスキル、経験内容など)
ちなみに今回の質問内容には、99%聞かれる「自己紹介」と「職歴説明」に関しては省きます。
上記の内容を踏まえた上で、具体的な質問内容を解説していきます!
【質問1】なぜエンジニアになろうと思ったのですか。
頻出度レベル | 5 ★★★★★ |
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質問の意図 |
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回答ポイント | 「収入」や「自由の働き方」を連想させるような回答をしなければ、純粋に自分がエンジニアになろうと思った回答をすればOK。 |
今回挙げる10の質問の中で最も頻出度の高い質問内容です!
異業種からの転職であるため、企業もなぜエンジニアになりたいのか純粋に気になるところですよね。
この質問のポイントは以下の3点です。
- 前職を辞めた理由から繋がるように回答する。
- 「流行りの職業だから」のような思考停止な回答はNG。
- 「収入」や「自由な働き方」を連想させる回答はNG。
基本的には純粋に自分がエンジニアを目指すきっかけを話せば問題ありません。
しかしたとえ本音であっても、「なんとなく流行ってるから」とか”収入”や”自由”を連想させる回答をすると
「この方は少しでも理想と現実にギャップを感じたらすぐ辞めそうだ」
このように企業から捉えられてしまう可能性があるのでNGです。
また、エンジニアを目指すきっかけを前職を辞めた理由に絡めて話すと、企業側もエンジニアを目指すきっかけが何だったのかイメージしやすくなります。
要するに、企業に考えさせる負担を減らすことがポイントです!
例えば下記が前職を辞めた理由を絡ませて回答した例です。
前職ではアパレルのスタッフとして既にできあがっていた商品を店舗で接客して販売してました。しかし次は自分のITスキルを使って商品を作るところから関わり、一人でも多くのお客様に興味を持ってもらえるような商品開発をしたいと考えました。
【質問2】今までどのぐらいプログラミング学習に時間を費やしてきましたか。
頻出度レベル | 4 ★★★★☆ |
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質問の意図 |
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回答ポイント | 純粋におおよそのこれまでの学習時間を回答すればOK。 |
未経験からエンジニアを目指す以上、これまでどのぐらいの学習量をこなしてきたのかはどの企業も気になるところです。
しかしもちろんただ学習の総時間を知りたいわけではありません。
どれだけのキャッチアップ力の持ち主であるかをチェックしているのです!
企業がキャッチアップ力を求める理由は主に下記の理由が挙げられます。
- 一から教えなくても自ら進んでスキルを習得しようと行動してくれる人材が欲しいため。
- 情報の流れが早いIT業界では常に自ら情報を取りにいく癖が必要なため。
要するに能動的に動いて自ら成長していける人材が欲しいわけです!
またどのくらいの本気度を持ってエンジニアになりたいのかも学習量で確認しています。
もちろん必ずしも学習量が多ければ好印象というわけではありません。
とはいえ未経験からエンジニアを目指す以上必然的に学習量は多くなるので、人材を見極める基準の一つになることは確かですね。
【質問3】他社との選考状況を教えてください。
頻出度レベル | 4 ★★★★☆ |
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質問の意図 | 内定を出したからにはなるべく自分たちの会社に入社してほしい。 |
回答ポイント | 基本的には正直な回答をしてOK。しかしあまりにも多くの企業から内定をもらっている場合は控えめに答える。 |
質問の意図はいたってシンプルです。
内定を出した場合どのぐらいの確率で自社に入社してくれるかを知りたいのです!
企業は採用に時間的なコストも金銭的なコストもかけています。
本音を言ってしまうと、なるべく短い期間で優秀な人材を採用したいのです。
選考状況の回答に関しては以下の点に注意しましょう。
- 内定をもらってない場合は素直に「無し」と答える。
- 「御社だけしか入社を考えてません」といった明らかなウソは絶対につかない。
- 万が一多くの企業から内定をもらっている場合は少し控えめな数で回答する。
特に3つ目に関しては、内定を出してもらえる確率を高めるためにも控えめに回答することをオススメします。
もちろん極端に数を減らすことはNGですが
事実:4社から内定 回答:2社から内定
数社の調整は許容範囲です。
とりわけ今選考を受けている企業への入社志望度が高い場合であれば、内定率を上げるためにも持っている内定の数を誇らしげに語るのだけは避けましょう!
【質問4】これからの自身のキャリアに関する展望を教えてください。
頻出度レベル | 4 ★★★★☆ |
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質問の意図 |
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回答ポイント | 「自由」「フリーランス」などの早期退職を連想させるワードは使わないこと。また理想とするキャリア展望を実現させる過程で会社に利益がもたらされるイメージを与える。 |
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、キャリア展望に関する質問をしてきたとしても、正直企業はあなたのキャリア展望にそこまで興味はありません!
例えば、下記の2つのキャリア展望があったとします。
- ①社内で部長まで昇進し、新たな事業を展開する立場に立ちたい。
- ②3年以内には独立をして経営者の立場に立って○○を改善するサービスを展開していきたい。
前者であれば
「しばらくは自分たちの会社に在籍してくれる」
「会社に利益をもたらしてくれそう」
企業側はこのように考えます。
一方で後者であれば
「span class=”bold”>向上心のある方だ。応援したい」
と考える企業もあれば
「つまり3年以内に自分たちの会社を辞める予定なのか」
このように考える企業もあります。
せっかく教育コストを投じるのに最大3年しか活躍してくれないことをデメリットと捉える企業も少なくないでしょう。
またキャリア展望を実現させる過程で、自分たちの会社に利益をもたらしてくれると考えた場合は採用される可能性は上がります。
一方で、”自分よがりな考え”と企業側に捉えられてしまうと不採用にかる可能性が上がります。
特に「自由になりたい」とか「フリーランスになりたい」とかは、たとえ真実であっても発言しない方がいいですね。
もちろん自分のキャリア展望を伝えて純粋に応援してくれる企業もあります。
しかし企業が採用活動をしているのはあくまでも”会社に利益をもたらしてくれる人材”を探すためです。
利益ファーストであることは必ず念頭に置いておきましょう。
【質問5】弊社に興味を持っていただいた理由をお聞かせください。
頻出度レベル | 3 ★★★☆☆ |
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質問の意図 |
|
回答ポイント | どんな人材を求めているのかを企業分析をして仮設を立てて回答する(決して自己満足な理由にしてはいけない) |
”志望動機”というのは下記の2つの点を見極める重要なポイントです。
- 入社への志望本気度
- 会社の利益への貢献度の推測
当然のことながら
「それって別にうちじゃなくても良くない?」
このような解釈を採用担当者にされてしまうとほぼアウトです(苦笑)
つまり「御社でなければならない」理由を明確に伝える必要があります。
さらに企業が採用活動を行う最大の目的は”会社の利益に貢献してくれる人材を求める”ためです!
もちろん人員が不足しているポジションを補うための採用活動であるケースも考えられます。
しかし企業としては
「補充」よりも「補強」
を望んでいるのが本音です。
なぜなら、せっかく採用コストをかけるのであればより会社の利益に貢献してくれるような優秀な人材に入社してもらいたいからです!
特に志望動機の理由としてNGなのが「会社の理念に共感できた」です。
理念に共感したという理由が志望動機になってしまうのがNGな理由は以下の通りです。
- 理念の共感を志望動機にする人がたくさんいるため印象に残りづらい。
- 理念はあくまでも表向きの印象を良くするためであって、本音は会社の利益に貢献してくれる人材に来てほしいため。
理念への共感は正直誰でもできます(もちろん本当に共感していなくても表向きでは誰でも言えること)。
誰でもすぐに口できることを志望動機にしても印象に残らないのは当然ですよね。
また先ほど触れた「補充よりも補強」と同じように、企業は社内でどのようなパフォーマンスを出してくれるかに一番興味があるのです。
つまり志望動機が高パフォーマンスをイメージさせる内容であると採用確率が高くなるのです!
例えば下記が具体的な回答イメージです。
前職の旅行業の経験が、御社が受託開発をしている旅行口コミサイトのユーザー体験をより満足度の高いものに仕上げることに大きく貢献できると考えたからです!
もちろん「ユーザー体験をより満足度の高いものに仕上げる」ことを企業が望んでいるかはあくまでも仮設になります。
ただし、企業が求めている人材の仮説を立てて職務経歴などと絡めて志望動機として回答することが入社への本気度を示すことに繋がるのです!
【質問6】これまで最も頑張った経験はなんですか。またどのように頑張りましたか。
頻出度レベル | 3 ★★★☆☆ |
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質問の意図 | 異業種で仕事をする上で困難な状況でも乗り越えられる考えやメンタルを持っているかを確認したい。 |
回答ポイント | 「無し」という回答は絶対にNG。自分だからこそ乗り越えられたエピソードが理想的。 |
エンジニアという職種は他の職種と比較してもより専門的なスキルと知識を要する仕事です。
つまり異業種からの転身となると挫折する人が多く出てくる可能性が高いわけです。
なので採用する側の立場としては、困難な状況でも乗り越えられる思考とメンタルを持っている人に来てほしいのです。
なので当然
「頑張った経験は特にありません」
このような回答は絶対にNGですね(苦笑)br>(というよりちゃんと考えれば何かした頑張った経験はあるはずです)
さらに回答する際は、自分ならではのエピソードを交えたら非常に効果的です。
なぜなら、誰でもできそうな頑張りだけでなく、自分で思考を巡らせて頑張った経験があることをアピールできるからです!
エンジニアという職種は予期せぬ問題を自ら臨機応変に解決する力が求められます。
なぜならなるべく他人の時間を奪わずに解決して進めてほしいからです。
またIT業界は日に日に新しい技術や概念が誕生します。
そのような変化にも対応した解決力が必要です。
だからこそ自分なりに考えて答えを出す力を持った人材に来てほしいわけです!
ここで一つ例として「自分ならではのエピソードを交えた回答」をあげますと
部署の売り上げに伸び悩んだ際に、過去の留学の経験を活かして商品販売のランディングページの文言を英語でも対応できるように変更しました。その結果、海外のお客様からの注文が増え、前年の売り上げを上回る成果を出すことに貢献しました。
こんな感じですかね。
ここでは「過去の留学経験」という自分ならではの経験を活かして、「英語でも対応できるように変更した」という自分ならではの発想を交えたエピソードになります。
【質問7】残業は月どのくらい平気ですか。
頻出度レベル | 3 ★★★☆☆ |
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質問の意図 |
|
回答ポイント | 求人票や企業のホームページに記載のあるみなし残業時間を基準に回答する。 |
残業に関する質問を投げてくる企業の考えの特徴としては大きく分けて下記の2つになります。
- 良質な実務経験を積むための必要時間と考えている企業
- なんでもやってくれる労働力として見ている企業
前者であれば残業が将来の自分のために大きく貢献してくる可能性が高いので、決してマイナスの意味ではありません。
そもそも未経験者が就業時間内だけでスキルや知識を身につけることは非常に難しいです。
なぜなら基本的に就業時間内ではスキルアップよりも会社の利益に貢献することに尽力を注いでほしいと考えている企業が多いからです!
イメージとしては
就業時間:利益に貢献する業務をこなす 就業時間外(残業など):スキルアップや業務の振り返りの時間に当てる
上記のような感じですね。
もちろん金銭的に余裕のある企業であれば、就業時間を使ってスキルアップや知識量向上に繋がるタスクを課してくれるところもあります。
しかし未経験者が入社する企業は大概中小企業になり、決して金銭的に余裕があるとは言えないため可能性としては低いですね。
一方で「残業 = ブラック企業」このように捉えられるケースもよくあります。
イメージとしては下記になります。
就業時間:雑務や接客などのロースキル業務 就業時間外(残業):プログラミング学習
上記のマイナスポイントは、せっかく残業をして身につけたスキル・知識を就業時間内で活かせる場が無い点ですね。
これだと実用性の無い学習になってしまいます。
このようなブラックな残業を強いる企業の見分け方としては求人票の記載にポイントがあります。
良質な求人票の探し方に関しては下記の記事で解説しているので、当記事と併せてぜひ目を通してみてください。
【これでエンジニア転職に失敗しない!】優良な未経験者用求人の探し方7選!求人票に記載のある”みなし残業時間”が多ければ多いほど残業に関する質問を投げてくる可能性が高いです。
もし残業に関して聞かれた場合はとりあえずその場では「みなし残業時間内であればOK」と回答しておきましょう。
そうすれば残業時間に対する回答が影響して落とされることはまず無いです。
実際に入社してあまりにも残業がひどい場合はその時にクレームを言えばいいので、まずは内定を最優先にして無難な回答をしておきましょう!
【質問8】興味のある技術やサービスはありますか。
頻出度レベル | 2 ★★☆☆☆ |
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質問の意図 |
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回答ポイント | 技術に関しては近年注目を浴びているものに触れて答える。サービスに関しては自分が気になっているものでOK。 |
技術やサービスに対する興味関心を質問してくる企業は、良質な実務経験を積める企業である可能性が高いです!
なぜなら持っているスキルや知識の部分で会社の利益に貢献してほしいと考えているからです。
またIT業界は日々技術や概念に変化があります。
よって普段から自分で最新情報をキャッチアップできるような人材が重宝されます。
ですので興味のある技術に関しては、古参の技術(PHP, Ruby, それに付随するフレームワークなど)ではなく、近年注目を浴びている技術や概念を事前に調べて回答する方が好ましいですね。
【質問9】ポートフォリオについて解説してください
頻出度レベル | 2 ★★☆☆☆ |
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質問の意図 | なんとなくではなく、自分で思考を巡らせてポートフォリオを作成したかを確認したい。 |
回答ポイント | 具体的な使用技術・概念と各機能を実装した背景を論理的に説明できるようにする。 |
意外と聞かれる可能性が少ないのが提出したポートフォリオに関する質問です。
スキルや知識を確認するにはポートフォリオを見ることが最も有効な方法であることは間違いありません。
しかし表現を選ばないで言うなら、未経験者が身に付けているスキルなんて経験者側から見たらたかが知れています。
また事前にポートフォリオを提出している時点で簡単に中身をチェックしているので、あらためてポートフォリオに関する細かい質問をする必要があまりないのです。
一方で、提出されたポートフォリオを見ただけではわからないことが2点あります。
- ポートフォリオで採用している技術・概念の選定理由
- こだわりポイント
上記2点のように直接本人に聞かないとわからない点に関しては面接時に尋ねられる可能性は十分にありますね。
採用技術・概念の選定理由やこだわりポイントを聞いてくる背景としては、自分で論理的に物事を考えて実行する能力が備わっているかを確認するためです!
形だけであればポートフォリオは誰でも作成できます。
しかし開発者に求められることは”与えられたことをこなす”だけではなく”自分で考えて実装する”ことです。
自分で考えて実行に移すことができる人材であれば自分が選定した技術・概念に対してしっかり回答できるというわけですね。
【質問10】最初は店舗への派遣やテスト業務になりますがご理解いただけますか。
頻出度レベル | 2 ★★☆☆☆ |
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質問の意図 | 開発業務以外の何でも屋さんな人材が欲しいと考えている。 |
回答ポイント | 開発業務に関わりたいのであれば理解できない意思表示をする。 |
接客が伴う派遣やテストというワードを面接で出す企業の場合は、そもそも未経験者を開発業務に携わるエンジニアとして採用するつもりがないと考えられます。
ですので丁重にお断りして問題ありません!
もちろん「理解できません」と回答すれば間違いなく落とされます。
でも落とされたならそれで問題ありません。
なぜなら、どうせ開発業務にしばらく関われないことがわかっているなら、在籍している時間がもったいないだけですからね。
最初は先輩方のサポートの可能性はあるものの、未経験者でも業務で開発に関わらせてくれるような採用はあります!
ですので接客やテストで妥協せずに、良質な実務経験の積める求人を探した方が早いです。
自分の時間は貴重です。
「未経験者だから仕方ない」
このような考えを安易にして自分の時間を犠牲にしないようにしましょう!
まとめ
- そもそも未経験者にはスキル面やIT知識面に関する質問は比較的少なめ!
- 異業種からの転職である以上、エンジニアになろうと思った理由はほぼ間違いなく聞かれる!
- これまでのプログラミングの学習時間を聞くことで努力を怠らずに能動的に行動できる人材かどうかを見極める!
- あまりにも多くの内定を頂いているケースを除いて、他社との先行状況は事実を話す!
- キャリア展望を聞くことで「どのぐらい在籍してくれるか」「どのように貢献してくれるか」を確認している!
- 志望動機は入社を志望する本気度を確認している&どのようなパフォーマンスを発揮しているかを見極めている!
- エンジニアになるとわからないことだらけで挫折する可能性もあるため、企業は過去に困難を乗り越えたエピソードが気になりがち!
- 残業の有無を尋ねられた時は「みなし残業時間」を目安に残業が可能と回答するのが無難!
- 興味のある技術やサービスを聞いてくる企業は、その人が最新情報へのキャッチアップを怠らない人材であるかを見抜こうとしている!
- ポートフォリオに関する質問をされる可能性は少ないが、質問されたらなぜその技術・概念を採用したかを論理的に回答するのが理想的!
- 派遣型の接客やテスト業務の話がよく出てくる場合は、入社してもしばらくは開発業務に関われない環境と考えて問題ない!
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